Yazi のインストールと設定方法
Yazi は、Rust 製の高速・軽量なターミナルファイルマネージャです。
本記事では、Yazi のインストールから設定、プラグイン導入までを順に紹介します。
詳細は 公式ドキュメント を参照してください。
インストール
macOS
Homebrew を使用して簡単にインストールできます。
brew install yazi
Windows
WinGet または Scoop を利用できます。
ここでは WinGet を使用する例を紹介します。
winget install yazi
Windows 環境での注意点
Yazi は内部で MIME タイプを判別するため、Unix 環境の file コマンドに依存しています。
Windows では、Git に付属する MSYS2 環境内の file.exe を使用するのが最も簡単です。
また、依存ライブラリ resvg は WinGet に含まれていないため、Scoop で別途インストールする必要があります。
scoop install resvg
次に、環境変数 YAZI_FILE_ONE に file.exe のパスを設定します。
[system.Environment]::SetEnvironmentVariable(
'YAZI_FILE_ONE',
'<Git_Installed_Directory>\usr\bin\file.exe',
'Machine' # システム全体 または 'User'(ユーザーレベル)
)
これにより、画像プレビューなどが正しく動作します。
シェル関数の設定
Yazi 起動中にディレクトリを移動しても、終了後にシェルのカレントディレクトリは元に戻ってしまいます。
この問題を解消するため、各シェルごとにラッパー関数を定義する方法が推奨されています。
詳しくは以下の公式ドキュメントを参照してください。
https://yazi-rs.github.io/docs/quick-start#shell-wrapper
設定ファイル
設定ファイルの保存先は OS によって異なります。
- Unix 系:
~/.config/yazi/ - Windows:
%AppData%\yazi\config\
Yazi 本体の主な設定ファイルは以下の 3 つです。
- yazi.toml:基本設定(ファイルオープン動作など)
- keymap.toml:キーバインド設定
- theme.toml:テーマ・配色設定
プリセットは GitHub リポジトリ に公開されています。
プリセットを直接編集せず、ユーザー設定で上書きする形が推奨です。
各設定項目の意味は 用語集 にまとめられています。
プラグイン管理
Yazi には ya pkg というパッケージマネージャが同梱されており、npm のような操作感でプラグインを管理できます。
ya pkg --help
デフォルトのプラグインディレクトリ:
- Unix:
~/.config/yazi/plugins - Windows:
%AppData%\yazi\config\plugins\
テーマ(Flavors)
テーマのディレクトリも同様の構造です。
- Unix:
~/.config/yazi/flavors/ - Windows:
%AppData%\yazi\config\flavors\
プラグインの設定
多くのプラグインでは、設定ディレクトリ内に init.lua を作成し、Neovim のような形式で setup 関数を呼び出します。
プラグインによっては、ショートカット設定などを TOML ファイルに追加する場合もあります。
参考リンク:
基本操作
- コマンドラインで
yaziを実行して起動
(シェル関数を設定していればyでも起動可能) - 操作体系は Vim に近く、ショートカットの詳細は Quick Start にまとめられています。
q:終了~またはF1:ヘルプ表示(主要ショートカット一覧)
まとめ
Yazi は、シンプルながらも高い拡張性と軽快な操作性を兼ね備えたターミナルファイルマネージャです。
Windows / macOS / Linux いずれの環境でも動作し、プラグインやテーマによって柔軟にカスタマイズ可能です。
日常の開発ワークフローを効率化するツールとして、ぜひ一度導入を検討してみてください。